先日のブログで、
遺品整理の中から10万円以上で売れる中国切手が
幾つか出てきた

という話をさせて頂きました。

遺品の中からこんなお宝が?! ~中国切手編~

実は、、、

中国の品物は切手だけでなく、

掛け軸

も幾つか高値で取引されている物が
ありました。

しかも、中でもボロボロになった掛軸が
意外と一番値のつく品物だったのです。

 

「汪退谷の掛軸」

汪退谷の掛軸

汪退谷の掛軸

汪退谷の掛軸

 

見て頂ければわかると思いますが、
軸先は無くなっており、紙もボロボロになっています。

しかし、こんな状態のものでも
作家が有名だったり古かったりすると、
高値で取引されるのです。

美術品オークション世界ランキング・ピカソ・張大千

今や中国経済も下降気味だという
ニュースが流れていますが、

中国骨董の世界は未だに衰えを
感じさせない盛り上がりを見せています。

実際、少し前のデータですが、2014年に行われた美術品
オークションの売上高の世界ランキング(作家別)は以下のような結果でした。

第1位 張大千
第2位 斎白石
第3位 アンディー・ウォーホル
第4位 パブロ・ピカソ
第5位 徐悲鴻

以前はルノアールやゴッホ、ゴーギャンなどの
西洋の作家が名を連ねていたのですが、
2014年にはトップ5のうち3名は
中国作家という結果になったのです。

この景気は今でも続いており、
中には数億~数十億で取引されている
掛軸も沢山あります。

しかも、
買った当時は数万円や数十万円の品物が、
今や100倍~1000倍の金額で売れて
いる作品もあるのです。

そんな中国骨董の世界なので、
価値があるものでしたら上記のような
ボロボロの掛軸でも、高値が付く場合が
あります。

むしろ中国の掛軸は偽物が非常に多いため、
シミがあるくらいの方が信ぴょう性が高いと好まれる傾向にあります。

中国掛軸の見分け方3つの視点とは?軸先・主木

「ちなみに中国の掛け軸の見分け方は?」
と言いますと、ポイントは3つあります。

ポイント1.軸先

掛軸の両端の部分を軸先といいますが、
ここが日本のものと比べると大きかったり、
または軸先がない場合が多いです。

材料も日本の良い作品は象牙が使われている事が多いですが、
中国作品の場合は木もしくは陶器でできているのが特徴です。

ポイント2.表木

軸の最上部のあたる部分にかまぼこ状の出っ張りがあります。
これの名前を表木(ひょうもく)といいます。
こちらが日本だと半円の形をしているのに対し、
中国掛軸だと四角い形をしている場合が多いです。

ポイント3.掛軸の長さ

中国の古い掛軸は、
一般の掛軸よりも30cmほど長いサイズのものが多いです。

平均的には160cmほどのものが多いですので、
約2mくらいあるものであれば
高額で売れる掛軸かもしれません。

もしご自宅から複数の掛軸が出てきた場合は、
上記のポイントを押さえて調べてみて下さい。

遺品の中からこんなお宝が・・・~掛軸編のまとめ

古くなったし、価値はない
ボロボロだから捨てようか

と思う前に、必ず残しておく事をおススメします。
そして、その道の専門家に写真鑑定などで聞いてみて下さい。

意外な掘り出しものがあなたのご自宅からも
出てくるかもしれませんよ。